どうも、ふゆすけです!
夏の全国高校野球大会2018
優勝は大阪桐蔭高校という結果になりましたね!
惜しくも準優勝となった、金足農業。
今回はその金足農業の敗因と両チームの選手、監督のコメントを調査してみました。
それでは本題にはいっていきます!
103年ぶり決勝進出の金足農業ついに力尽きる。
第100回全国高校野球選手権記念大会は、阪神甲子園球場で最終日を迎え、
決勝戦は、大阪桐蔭(北大阪)が金足農(秋田)を下し、史上初となる2度目の春夏連覇を果たすという結果になりました!
金足農(秋田)が県勢として103年ぶりに果たした決勝進出。だが、史上初の2度目となる春夏連覇が懸かっていた大阪桐蔭(北大阪)の強力打線に大黒柱の吉田輝星投手(3年)が飲み込まれた。
秋田大会の全5試合でオール完投。計43回を投げ抜いて甲子園に乗り込んできた右腕の勢いは、舞台を球児の聖地に変えてもとどまることを知らなかった。8日の1回戦から前日20日の準決勝まで1人で全5試合、計45回を完投。準々決勝まで4試合連続2桁奪三振を達成し、一躍今大会のNO・1注目投手に躍り出た。
しかし、秋田大会から甲子園の準決勝まで1400球近くを投げていた蓄積疲労に、気温33度の猛暑が追い打ちをかける。初回、四球と安打でいきなり無死一、三塁のピンチ。続く3番・中川と4番・藤原はともに内角スライダーで空振り三振に斬って取ったが、5番・根尾も四球で歩かせて満塁としてから6番・石川の初球に自らの暴投で先制を許すと、その石川には右中間へ2点適時二塁打を許して計3点を許した。
4回には、内角へ投じた140キロ直球を宮崎に左翼スタンドへ叩き込まれる3ランを被弾。5回には根尾にバックスクリーンへ2ランを浴びた。結局5回だけで打者11人に7安打6失点。吉田はこの回限りで今年の夏初めて途中でマウンドを降り、背番号1は右翼の守備に回った。5回で132球を投げ、12安打12失点。そして甲子園全6試合で計50回を投げ、投じた球数は881球にも及んだ。
三塁の守備からマウンドに上がった4番打者の打川は3回1失点と好投。打線は3回に1点、7回に1点を返したが、及ばなかった。9回、最後の打者・菊地彪の打球が右翼手のグラブに収まって試合が終わると、吉田は号泣しながら整列。その震える肩を大阪桐蔭の選手たちが代わる代わる叩いて抱擁を交わすと、吉田の涙顔に笑みが広がった。日本中を沸かせた金足農の夏、吉田の夏。敗れはしたが、しっかりその足跡を残した熱い夏だった。
結果大敗を期した金足農業の今回の敗因とは??
出だしの悪さもあったのか、、
一回から四球と安打で無死一、三塁のチャンスを作られ、フルカウントから四球で歩き満塁となり、
続く石川瑞貴(3年)の打席で吉田が初球を暴投してしまいましたね。
三塁走者が生還して大阪桐蔭が1点を先制。
さらに、右中間を破る2点タイムリーを打たれ、3-0となってしまった。
後続はを中飛に抑えてイニングを終えるも、大阪桐蔭に初回から一挙3得点と主導権を握られることとなってしまった。
出だしはかなり肝心だと言いますし、甲子園特有の「流れ」が序盤から強豪大阪桐蔭にいってしまった。
さすがの金足エース吉田選手の身体も悲鳴をあげていたのか、、。
地方大会から、一人で投げ切ってきた、エースの吉田選手。
連投にも関わらず、準決勝までは、安定のピッチングで名だたる強豪をねじ伏せてきた訳ですが、さすがに限界だったのでしょうか。
いつもであれば失点しても常に落ち着いていて、最終的にはエンジンがかかる、神がかりなピッチングだったのですが、
この日は中盤にさしかかっても、なかなか制球が定まらなかった様子でしたね。
相手は最強協力打線の大阪桐蔭ですから、制球しきれていない甘目の球を見逃す訳もなく、しっかりと点に繋げてきました。
疲労にあいまって、やはり大阪桐蔭の最強打線が勝ったか。
これまで、一人で投げ切ってきた訳なので、大阪桐蔭としては、吉田選手のデータはかなり集まっていたでしょうし、
吉田選手の動画を時間をかけてしっかりと研究できてたでしょう。
吉田選手の持ち味でもある、特有の「間」にテンポを崩されることなく、的確にバットにミートできていましたね。
攻撃面では桐蔭エース柿木を捉えられず、、。
昨日に引き続き、大阪桐蔭の選抜投手はエースの柿木選手でした。
やはり大阪桐蔭史上最強といわれた今回のメンバーのエースとだけあり、ミスなども合わさり失点するも、崩れることのない圧巻のピッチングでした。
金足農は、柿木選手の微妙に変化するスライダーを最後まで捉えることができませんでしたね。
大阪桐蔭の場合は金足農とは違い、前半の試合は、エース柿木を温存できていましたから決勝戦でのコンディションは絶好調だったでしょう。
実際に控えの投手もドラフト候補並みですから、さすがは強豪大阪桐蔭といったところでしょうかね。
試合後の両チームコメント
金足農業、吉田投手
5回12失点。12安打を浴び、
「全く歯がたちませんでした。決勝で勝ちきれず悔しいです」
「4回くらいから足が動かなくなった」
「周りの励ましの言葉のおかげでここまでこれた。甲子園は自分たちを強くしてくれた」
と涙ながらに答えておりましたね。
そりゃそうですよ、笑、ここまで投げ切ったのが凄すぎるんです!
金足農の中泉一豊監督。
「ここまで本当に選手はよくやってくれた」
と選手を労い、5回12失点で降板した吉田については
「もっと早く代わらなければいけないところだったが…。できれば最後まで放らせたかったが、将来もある子なので」
「吉田の疲れは言い訳にはしたくない。大阪桐蔭の打者は逃さずに打ってきた。すごいとしか言いようがない」
と交代の理由を語るとともに、改めて大阪桐蔭の強さに脱帽しておりました。
スカウトからしたら、もっと序盤で負けて欲しかったとの噂もありますからね。
やはり、一人で投げ続けるのは、将来的なことを考えると身体、特に肩や肘などに良くないのでしょう。
金足農業、吉田選手の今大会投球数
<秋田大会>
7・15 秋田北鷹 9回 140球 150キロ
7・18 能 代 9回 147球 149キロ
7・20 秋田商 7回 87球 147キロ※
7・23 由 利 9回 130球 147キロ
7・24 明 桜 9回 132球 147キロ
<甲子園>
8・08 鹿児島実 9回 157球 148キロ
8・14 大垣日大 9回 154球 149キロ
8・17 横 浜 9回 164球 150キロ
8・18 近 江 9回 140球 146キロ
8・20 日大三 9回 134球 148キロ
8・21 大阪桐蔭 5回 132球 146キロ
合計 11試合 96回 1517球
※印は7回コールド
まとめ
東北勢悲願の初優勝をかけ挑んだ決勝戦。
周りの期待を背に、健闘しましたが惜しくも準優勝となりました。
金足農応援のためだけに、異例の飛行機の臨時便が出るほどで本当に東北全体が湧いていましたね。
また秋田では瞬間視聴率が70%近くと、驚異の数字。
そのプレッシャーも物凄いものだったでしょうし、疲労もあったでしょう。
そんな中、最後まで東北を興奮させてくれた金足農ナイン!
本当にお疲れ様でした!
そして快挙達成と、見事優勝旗を手にした、大阪桐蔭高校。
おめでとうございます!
それでは以上で、今回の調査結果となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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